終末期のリハビリテーションについて
こんにちは。タツミ訪問看護ステーション長津田の古藤です。
現在、国による医療の在宅シフトに伴い、ご自宅で最期を迎えるという方も多くいらっしゃいます。
今回は、私たちが普段おこなっている訪問看護における終末期におけるリハビリテーションについてご紹介させていただきます。
「終末期リハビリテーション」とは、疾病やケガ、高齢が原因で自立した生活を営むことができず、症状が進行して改善も困難な状況の患者様に対して、最期までその人らしい生活、人生を全うしていただくためのリハビリーテーションのことを指します。
もちろん「その人らしさ」といってもご利用者ごとに様々です。
・やりたい事をやる…
・一緒にいたい人と過ごす…
・暮らしてきた場所で最期まで過ごしたい…
などご利用者様ごとに異なります。終末期のリハビリテーションの目的は、それぞれの方のご希望に応じて「できることを維持する(増やす)」ことにあります。
終末期リハビリテーションが必要な時期になると、大半が食事、排泄、入浴などの日常生活動作(ADL)や機能が著しく低下します。
私たちは、できるだけ(できる範囲での)自立した生活を行っていけるよう、またできるだけご家族の介助量が増えないよう看護師を始め、理学療法士、作業療法士など各スタッフが取り組ませていただいております。
訪問看護のサービスについてご質問等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
出来る限りご希望にお応え致します。