「最期を自宅で」を叶える訪問看護
こんにちは。タツミ訪問看護ステーション長津田の古藤です。
我が国では、2008年に人口のピークを迎え、緩やかな人口減少社会に突入しました。
これからは高齢化の進展と共に、死亡者数も増加していき2000年には約96万人だった死亡者数は、2017年時点で約134万人に、2030年には約160万人という「多死社会」が到来すると言われています。
同時に安心して最期の時を迎える「看取り」の場が不足するということが、社会全体の大きな課題となっています。
今回は、今後到来する「多死社会」において訪問看護ステーションがどのような役割を担うのかをお話しさせていただきたいと思います。
※今回のテーマは、デリケートな内容ですのでデータを参照しながらしっかりとお伝えさせていただきます。
我が国の死亡者数の増加と死亡場所の推移
とても悲しいことではありますが、人にはいつか寿命が訪れ、お別れのときが来ます。
私たち訪問看護ステーションでは、ご自宅で最期を迎えられる方に対し、医師の指示に従って、肉体や精神の苦痛を緩和させつつ、人としての尊厳を保ち生活を支援し、穏やかにその方らしい最期を迎えていただくこともご支援しています。
近年、病院での死亡割合が減少に転じ、自宅を含めた病院以外での死亡割合が増加傾向にあります。
我が国の死亡者数の増加と死亡場所の推移がこちらのグラフになります。
※出典元:国土交通省 (参考)死因別統計データ
「自宅で最期を迎えたい」と考えている人は多く、内閣府が行った調査「高齢者の健康に関する意識調査(平成19年)」においても、ご自宅で最期を迎えたいと答えた人は約60%にのぼります。
一方、自宅で亡くなった人は約14%にとどまっています。
この数字でわかるように、在宅で看取りを希望する人は多いものの、往診に訪れる医師がいない、家族に負担をかけたくないなどの事情により、在宅での看取りが叶わないケースが多くあります。
最期までご自宅で療養することの実現可能性
こちらのグラフは、自宅で終末期を過ごし、「最期までご自宅で療養することの実現可能性」を一般の人と医療従事者と比較したものです。
※出典元:厚生労働省 国民の意識② 終末期医療に関する調査の概要
興味深いのは、「実現可能」と回答した方の割合です。
一般の方は、6%に対し、看護師含む医療従事者は、37%の方が「実現可能」と考えていることがわかります。
また「自宅で最期まで療養することが困難な理由」としては、「介護してくれる家族に負担がかかる」最も多く、次に「症状が急変したときの対応に不安がある」と続きます。
※出典元:厚生労働省 国民の意識② 終末期医療に関する調査の概要
ここからも在宅療養における一般の方と医療従事者の認識の違いがうかがえます。
自宅でのお看取りが実現可能であることを根拠を持ってお伝えすること、そしてご利用者様・ご家族の「最期を自宅で迎えたい」との思いを叶えるのも訪問看護だからこそできる大切な役割だと思います。
一緒に働いて頂ける仲間を募集しています!
タツミ訪問看護ステーション長津田では、ご自宅で療養する患者様を一緒に支援してくださる看護師さん・療法士さんを募集中です。
訪問看護の経験の有無にかかわらず、退院後の生活~在宅医療へのご興味がある方、訪問看護をやってみたいというお気持ちのある方は、ぜひご連絡ください。
看護師募集要項
業務内容 | 健康状態の観察や疾病予防 日常生活活動のケア 医師の指示による処置・管理 リハビリ補助や指導 各種在宅サービスの相談 スタッフの指導及びステーション管理(管理者) |
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契約形態 | 常勤/非常勤 |
資格 | 正看護師・准看護師(看護業務3年以上)
普通自動車免許(AT限定可)または原付免許 があれば尚可 |
給与 | 【常勤】 月給:280,000円~300,000円 ※経験により決定いたします。 ※別途オンコール手当・加算手当・インセンティブ手当・役職手当支給 【非常勤(1)】 【非常勤(2)】※訪問件数制度 |
賞与 | 【常勤】年2回(7・12月) |
昇給 | 【常勤】4月 |
その他手当て | 時間外手当 オンコール手当:平日2,500円、土日5,000円 び出し回数は少なめ傾向。※月1回程度(状況により) |
勤務時間・休日 | 9:00~18:00(実働8時間) 土、日、祝日、年末年始 標準年間休日124日 |
待遇 | ・社会保険完備、企業型確定拠出年金、交通費支給、制服・スマートフォン貸与 ・常勤の方は初月から有給取得制度あり(1日でも1時間単位でも取得できます) ・週4日で常勤勤務や1日3時間~の時短勤務も可能 ・生活環境にあった勤務が可能となるよう多様な雇用形態を用意 ・将来にわたり働きやすい環境でさらにステップアップしたい人は魅力あるポストを用意しております! |
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士 募集要項
業務内容 | 関節拘縮予防関節 機能回復 歩行訓練等のケア 嚥下障害の方のリハビリ 食事形態の提案 摂食介助方法の指導 言語や認知面のリハビリ対応 |
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契約形態 | 常勤/非常勤 |
資格 | 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
普通自動車免許(AT限定可)または原付免許があれば尚可 |
給与 | 【常勤】 月給:252,000円~291,000円 ※経験により決定いたします。 ※別途インセンティブ手当・休日出勤手当・役職手当支給 【非常勤】 【非常勤】※訪問件数制度 |
賞与 | 【常勤】年2回(7・12月) |
昇給 | 【常勤】4月 |
その他手当て | 時間外手当 |
勤務時間・休日 | 9:00~18:00(実働8時間) 土、日、祝日、年末年始 標準年間休日124日 |
待遇 | ・社会保険完備、企業型確定拠出年金、交通費支給、制服・スマートフォン貸与 ・常勤の方は初月から有給取得制度あり(1日でも1時間単位でも取得できます) ・週4日で常勤勤務や1日3時間~の時短勤務も可能 ・生活環境にあった勤務が可能となるよう多様な雇用形態を用意 |