寒い冬を健康に乗り切るための3つのポイント
こんにちは。タツミ訪問看護ステーション長津田の古藤です。
新年、あけましておめでとうございます。
昨年中は皆様方に大変お世話になりました。
コロナもやっと落ち着いたかに見えましたが、今度はオミクロン株が広がりつつあります。
在宅医療の現場も感染への警戒に気を抜けない状況ですが、皆様が穏やかな日々を過ごせるように、今年も頑張っていきたいと思います。今年もよろしくお願いします。
寒い冬を健康に乗り切るための3つのポイント
寒さが厳しい日が続いていますね。
本日は、寒い冬を健康に乗り切るための3つのポイントについてお伝えしたいと思います。
寒さが厳しくなる冬本番、特に高齢者が体調を崩してしまいがちな季節です。普段の生活の中でしっかりと対策を講じておきましょう。
1)感染症の予防
感染の成立には、
1. 病原体があること
2. 病原体が体に入る経路(感染経路)があること
3. 人の免疫力
の3つの要素があります
新型コロナやインフルエンザなどのウイルスは、咳やくしゃみなどの飛沫に含まれて広がっていきます。
特に空気が乾燥する冬場は飛沫が遠くまで拡散されやすくなるため、感染リスクも高まります。外出時にはマスクを着用し、こまめな手洗いやアルコールでの手指消毒を心がけましょう。
2)環境の調整
冬場に暖かい居室からトイレに行くと、室温差に思わず震えてしまうことはないでしょうか。この気温差が、高齢者にヒートショックを引き起こす原因にもなります。
(ヒートショックとは、室温の急激な変化で血圧が著しく変動し、心筋梗塞や脳梗塞、めまい、失神などの症状が現れることです。)
浴室やトイレといった気温が低い部屋には、暖房器具を設置するようにしましょう。またしっかりと水分を摂る、熱すぎるお湯には浸からない、長湯をしすぎないといったことにも気をつけましょう。
3)運動と食事
冬場によくある腰、肩、膝の関節痛の原因の多くは血行不良によるものと、筋肉が冷えて硬直するために起こります。
無理のない範囲でウォーキングや体操などの軽い運動を日常的に行いましょう。
寒さで体温が下がると、代謝が下がり免疫力が低下するため、体を温めてくれるようなメニュー選びが大事になります。
冬に身体を温める食材には、生姜や南瓜などの冬が旬の野菜があります。地面の下にできる野菜として代表的な大根やニンジンなども身体を温める効果があります。
さいごに
これから一年で一番寒い時期を迎えます。しっかりと対策をしてコロナ対策にもしっかり気を付けて、寒い冬を乗り越えていきましょう。